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NORO00-02308061435/安浦キブツ村々誌野呂 ......

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医療法人西本会職員が文章を持ち寄って作成された「野呂」と言う機関誌がありました。それは第1巻に始まっての第巻まであり、それをみれば主に西本会安浦病院の創設から、やがて社会復帰施設「キブツ村」の設立(運営体の名称は、「野呂共同体」)そして、その様子、ときおり西本会「教育医学研究所」のようすなど、父故 西本順次郎の「檻に閉じ込めるのではなく障害のある者が自立出来るように、教育をし、自律訓練や作業療法を行い、退院後は各自が自分たちの役割をもってキブツ村を形成、運営することの理論の研究と実践の理念が職員の語り口から見えてきます。理論の研究は、別の場所に設立された、「教育医学研究所」においてなされ、その成果は、「教育医学研究」にまとめられ、国会図書館に毎月寄贈され保存されています。
順次郎が逝き、後継者の弟が脳血管障害に倒れた今、その意志と成果は、患者さん自身に帰するものとして存在はしていますが、医療法人西本会が一般的な「精神病院」の枠を超えて、はや1953年から障害児教育から社会復帰までのマイルストーンを具現した先進的施設であったことの証を我が環境教育医学研究所の一つの大切な仕事としています。
では「野呂」を紐といていきましょう。その英訳も漸次追随して行って行きます。((財)環境教育医学研究所 代表理事 西本 方宣)